沖かけて玄鳥ひかる茂吉の忌

踏青の吾子やからだをふるはせて

からだふるはせ野遊の子とまろぶ

からだふるはせ踏青の子とまろぶ

からだふるはす野遊の子となりぬ

独り子のからだふるはせ青き踏む

踏青のからだふるはす子と跳ぬる

野遊の吾子やからだをふるはせて

眠る子を撫でて街へと革手套

骨壺の余熱を抱く春の雪

骨壺の余熱抱きぬ雪の果