俳句歳時記 冬 第五版 行事

追儺

あをあをと星が炎えたり鬼やらひ 相馬遷子

鬼やらひ夕べ音なく雨が降る 中田剛

父を待ちゐしが小声に鬼やらふ 木内怜子

なやらひの夕べは赤き火を焚きぬ 飯田晴

 神の留守

二の節を指輪通らず神の留守 小檜山繁子

湧水の砂噴きやまぬ神の留守 木内怜子

水際の松うつくしき神の留守 しなだしん

神在祭

新米を紅絹の袋に神集 遠所るり実