『論語』

子曰く「徳の修まらざる、学の講せざる、義を聞きて徒るあたはざる、不善を改むるあたはざる、これ吾が憂ひなり」

論語』述而篇

 

孔子は言った「德が身についていないのではないか。学問を怠りはしなかったか。正しいことと知りながら実行しなかったのではないか。悪いことと知りながら改めなかったのではないか。これが私の恐れていることである」

 

三軍も帥を奪ふべきも、匹夫も志を奪ふべからず

論語』子罕篇

 

相手がどんな大軍でも、うまく闘って、その大将を捕虜にすることはできる。

しかし、どんなにつまらない人間でも、その志を他人が奪うことはできない

 

志は満たすべからず、楽しみは極むべからず

礼記』曲礼上篇

 

その身正しければ、令せずして行わる。その身正しからざれば、令すといへども従はず

論語子路

 

君子は食飽くことを求るなく、居安きを求るなく、事に敏にして言に慎み、有道に就きて正す。学を好むというべきのみ。

論語』学而篇

 

立派な人間とは、ぜいたくなものを食べたいとか、豪華なところに住みたいとか、言わないものである。きちんと行動ができて、何か言うときは慎重で在り、他のりっぱな人物を見ならって、自分のいたらないところを直していく。こうあってこそ「学ぶのが好き」といっていいだろう

 

黙してこれを識し、学びて厭はず、人を晦へて倦まず。何か我にあらんや。『論語』述而篇

 

黙もくとして思索を重ねる。学んで飽きることがない。人に教えて疲れることを知らない。これくらいのことなら、私のような人間でも、無理なく出来る

 

我十有五にして学に志す

三十にして立つ

四十にして惑わず

五十にして天命を知る

六十にして耳順

七十にして心の欲する所に従いて矩をこへず

論語』為政篇

 

*1

 

これを知る者はこれを好む者に如かず。

これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

論語』雍也篇

 

政を為すに徳を以てす。

譬へば北辰のその所に居りて、衆星これに共うがごとし。

論語』為政篇

 

和を知りて和すれども、礼を以てこれを節せざれば、また行はるべからず

論語』学而篇

 

仁とは人を愛す

論語』顔淵篇

己に克ちて礼にかえるを、仁となす

同上

仁者は難きを先にして、獲ることを後にす

論語雍也篇

仁者は己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す

同上

 

子貢、政を問ふ。子曰く「食を足らし、兵を足らし、民これを信にす」子貢曰く「必ずやむを得ずして去らば、この三者において何をか先にせむ」。曰く「兵を去らん」子貢曰く「必ずやむを得ずして去らば、この二者に於いてなにをか先にせむ」曰く「食を去らん。古より皆死あり。民、信なくんば立たず」

論語』顔淵篇

人自身と言葉が成り立つが「人言」で「信」である。

 

国を有ち家を有つ者は、寡なきを患へずして均しからざるを患へ、貧しきを患へずして安からざるを患ふ 

論語』季氏篇

困っているときでも、平等にせよ。平等に足りないなれば納得いくが、独りにあげて足りないのでは許せない

いつまでもは待てない、目処を告げるなどして安心感を与えよ

 

諸侯、自ら師を得る者は王たり

友を得るは覇たり

荀子』堯問篇

万乗の国に争臣四人あれば封削られず

荀子』子道篇

 

諫言。得がたい順

師は得がたし、友はややランク落ち、覇者。

四人いて部下はやっと領地を削られない程度

 

 

 

*1:老後に自らの成長を淡々と振り返れる人間でありたいものだ。批評者ではなく行動する者でありたい