夏布団吾子のからだに吸 ひ付きぬ。
子の胸に吸い込まれゆく夏布団、
焼岳の雲被きたる植田かな、
大の字の吾子に吸い付く夏布団、
焼岳の雲負ふ茅花ながしかな
雲匂ふ木々さやぐ卯の花腐し。