在原業平


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世の中に絶えて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし

忘れては夢かとぞ思ふおもひきや
雪踏み分けて君を見んとは

感情が溢れて言葉の流に身を任せる。そういう歌ほど美しいのだから矛盾している。(略)どのようにも解釈できるし、読むひとの心次第で、どこまでもひろがっていく。ほんとうの詩人とはそうしたものだろう。

思ふこと言はでぞただにやみぬべきわれとひとしき人しなければ*1

*1:個人主義者のはしり