漆原友紀 蟲師

世界観の淡さが秀逸。夏目友人帳を思い出す。
ストーリーは世界観ありきでつくられていて、ブラックジャックのような進め方。その回ごとにプラスに昇華すればいいが、いくつか後味の悪い回があり、これらの回の評価は別れるだろう。おおきいながれでの主人公の成長はおもきがなく、伏線は回収しない。
キャラクターは必要な範囲で掘り下げていく。しかし、ギンコでさえそれほどつくりこんでいない。
ブラックジャック自体もキャラ立ちしているし、ピノコやキリコという脇役がきょうれつなブラックジャックは名作。キャラクターの配置という意味では、先生などが出てくる夏目のがブラックジャックに近いか。
テーマは、あるものはあるままに。ということで共感できる。世界観ともマッチ。