私が最近俳句を始めた理由ー美しいと思ったら記憶に残したい・伝えたい


「好き」「嫌い」をこえた芸術鑑賞法があるとしたら - (チェコ好き)の日記

第1 自分に語りかけてくる芸術作品

1 上の記事を読んだ。

 好き嫌いを超えて,自分に語りかけてくる作品に会うために,芸術作品にあたるのだ,という主張であり,賛成である。というか,わが意を得たりという感じだ。*1

 

2 私は,「語りかけてくる」レベルの作品には不幸にしてであったことがない。し  かし,鳥肌が立つというレベルの作品に出会うことはある。ミレーの晩鐘,ボードレールの詩,ビル・エヴァンスのWaltz for Debby・・・

 

第2 表現をしたくなること

 ところで,「自分が」美しいと感じるもの,との出会いは,実は日常をよくつぶさに観察すると,少なからずある,と思う*2

 そして,①私は,その出会いを大切にいとおしみたいので*3,その驚きの瞬間を切り取ろうとするし,また,②わたしは傲慢なので,あわよくば誰かにその驚きを伝えたい,共有したいと願う,のである。

 ①②を実現する手段として,私は最近俳句を始めた。理由はこれ以外にはない。

 

第3 誰かと共有する喜び

 1 ところが,②は難しい。チェコ好きさんが指摘するように,審美眼は人それぞ  

   れであり,たとえ同じ作品が好きになっても,その作品のどこが好きかは異な るからだ。

 2 例えば,村上春樹にとっては,フィッツジェラルドの『グレート・ギャッツビー』は,生涯に一度の作品らしい*4。しかし,私にはあの作品の良さは分からない*5

 3 だが,高い壁の方がのぼった時気持ちいいもんな,である。共有できた時の喜びはひとしおであろう。

第4  結論

 そんなこんなで最近俳句始めましたw。

以上

 

*1:チェコ好きさんのブログは興味深く拝読している。

*2:My Favorite Thingsという歌では,Those are the few of my favorite things.とうたっているから,もっと少ないかもしれない笑

*3:芸術の目的は美であると私は信じている

*4:ノルウェイの森』だったか,「いつだってページのどこを開いてもグレートギャッツビーに失望したことはない」などと言っていた

*5:ハードボイルドなら断然ヘミングウェイ