大阪 冤罪


大阪地検:冤罪で受刑者を釈放…被害者証言翻す - 毎日新聞

・かわいそうだな。 

 まず事実が確実になった時点で,男性に謝罪すべきであるし,男性の3年半の苦痛は補償されるべき。 

 

・事件性を誤るのは異例だ

そして,一男性の問題にとどまらず,これは異例の事態だ。

検察は,起訴にあたって,①事件性,②犯人性,③犯罪の成否等

を検討する。

また,裁判所も,①②(犯人と被告人との同一性),③犯罪の成否等

を検討する。

が,そもそも①は大前提であり,当然の前提となっていることも少なくない。

この事件性を誤ったために冤罪という事例は,小生,寡聞にして存じ上げない。

 

・(とりわけ検察の)講ずべき再発防止策

再発防止策を検討すべきだが,

 結局,

 事件性を被害者と目撃者に依拠する証拠構造で

しかも

 被害者供述が正しいという予断がある場合,

再び起こりうるだろう。

 

・当然だが

 証拠構造の方はどうしようもないときがあるが,

被害者供述目撃者供述の方は,どの程度の裏付けが取れていたのか。

信用性判断の要素における客観的裏付けを最重視すべきことを再確認すべきだろう。

 また,被告人を引き込んで,事件をねつ造する動機等の反対仮説への配慮は,公益の代表者としての責務であろう。privacyを盾にお茶を濁すことなく,自らへの戒めとして,虚偽告訴を含めた捜査を考えていただきたい。仮に,告訴を強引に取りつけた等の捜査があるなら,膿を出し切るためにもそのことを公表すべきである。