法律

都井岬・日向灘

見通しの悪しき伝へつ鵙高音 灘深く馬肥ゆる岬牧水忌 岬端に馬肥ゆるなり牧水忌 都井岬の馬駆け抜けぬ牧水忌 都井岬の馬駆け寄らず牧水忌 岬端に馬駆けゆけり牧水忌 岬端に馬相寄らず牧水忌 岬端の馬相寄らず牧水忌 馬肥ゆる岬端蒼し日向灘 秩父町出はづれ来…

寝冷子に牛乳あたためてやりぬ 寝冷子のホットミルクを飲み干しぬ ぬくもりの牛乳を飲む寝冷の子 金魚玉訴訟資料を写しをり 金魚玉訟廷日誌写しをり 金魚玉六法全書写しをり 旱梅雨敗訴判決受け取りぬ 読初や手擦れなきわが法律書

在原業平

世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし忘れては夢かとぞ思ふおもひきや 雪踏み分けて君を見んとは感情が溢れて言葉の流に身を任せる。そういう歌ほど美しいのだから矛盾している。(略)どのようにも解釈できるし、読むひとの心次第で、どこ…

マルクス・アウレリウス 自省録 第九巻

四 過ちを犯す者は自分に対し過ちを犯すのであり、不正を成す者は自分を悪しき者とするがゆえに自分に不正を為すのである。 五 何かをなすことのない者がしばしば不正に陥る。ただに何かを為す者のみではない 三十一 正義とは公共的に行為すること ほかなら…

マルクス・アウレリウス 自省録 第四巻 七

私は害されたという思いを取り除けよ。さすれば害そのものが消えるだろう。

マルクス・アウレリウス 自省録 一7

粗暴な振る舞いとか礼を失したけしからぬ振る舞いをした者たちが自身己の過ちから正しきに戻ろうとするときは、躊躇なくその者たちを受け入れ、和解の気持ちになること。 また、几帳面に読書すること。そしておおざっぱな理解の仕方に満足せず、饒舌を弄する…

那須

競売の札入るる音冴へ返る 凍雲や競売の札入るる音 凍雲や競売の札落つる音 冬深し競売の札入るる音 冬深し競売の札落つる音 しばれるや競売の札落つる音 悴むや競売の札入るる音 悴むや競売の札落つる音 冬晴や競売の札落つる音 霜晨や競売の札落つる音 競…

報酬は梅酒遺言代筆す 報酬の梅酒に遺言代筆す 報酬の梅酒や遺言代筆す 報酬の梅酒遺言代筆す

寒雷や筆跡違ふ遺言書

判例の一節を引く初仕事 調書より一語撰り出す初仕事 調書より一語撰り抜く初仕事

春闘

春闘の要求記す掲示板 春闘の黒板に貼る要求書 春闘や机に示す要求書 春闘の叩き置かるる要求書 春闘の組員の置く要求書 春闘の机を叩く要求書 春闘決裂要求書もて机打つ

綿虫やわが三十の掌 綿虫や熱を帯びたる掌 綿虫やゆつくり包む掌

一茶忌や遺産分割協議果て 一茶の忌遺産分割協議了ふ

貸金の督促送る枯柳

ピラカンサ

ピラカンサ放火の前科ある女

破産者に督促来る無月かな 破産者に訴状の届く雨月かな

宅地造成 定義 語呂合わせ

人気ある井守同時に面子せり2m切土 1m盛土 切り土盛土同時に面積500平米

団体交渉

春闘の条項記す女書記 春闘の条項記す手の早し 春闘や条項記す女の手 団体交渉女速記の汗ばめる 春闘の書記長の髭汗ばめる

拘置所の眠られぬ夜の長さかな

玉虫や和解も知恵の一つにて

無罪 第1稿 クリスマス暫定版

胸迫る声の電話や寒昴*1 霜菊*2や家族の手より離されて 令状の印字滲めり多喜二の忌 涅槃雪依頼者店舗閉めにけり 霾や口閉ざしたる捜査官 少年の泣き崩れけり初桜 獄中の被疑者鼓舞せり揚雲雀 囚徒髪短く揃ふ受難節 亀鳴くや出獄の時期尋ねられ 抗告書仕上げ…

法廷に塵一つなし秋入日*1 *1:白木槿

中田裕康 債権総論 2013岩波書店 債権侵害

そこまでいうなら、中田先生類型化してくれるんですよね!? 相関関係説は汎用性の高い基準ですよ!

平成28年度路線価

http://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm

春闘の労組は唾を飛ばしをり*1 メーデーの諸手の旗や高曇り六法を抱へ憲法記念の日時の日の裁判官は長く訊く 荒梅雨や他人の遺書を預かりて*2 *1:春闘の組合と唾飛ばし合ひ *2:他人の書きし遺書を開け、他人の遺書を開き見て

夏越

形代や誰しも小さき罪を被て形代や人それぞれに罪を被て形代や人を裁くも人ながら 御祓して裁判官と対峙せり

問ひ詰めてまた問ひ詰めて多喜二の忌 問ひ詰めてしばしの黙や多喜二の忌

多喜二忌の審問のこゑ響くなり

令状を示す諸手やそぞろ寒

久々に感動したので。 神奈川弁護士会 渡部源先生

渡部ログ: 思い出話 ※本投稿は本当は弁護士コラム用に書き始めたものですが,すごく長くなったのでボツにした作品です。暇な人だけ読んでください。 =========================== 「なぜ弁護士になったのか」という問いは,弁護…