栃木

湯ノ湖

石楠花や遠嶺の奥に遠嶺聳ち石楠花や碧譚に手を浸したる石楠花や木の根を踏めば瀬の早み 行く春の故山の奥の故山かな 葉桜や故山の奥に故山聳つ

足利フラワーパーク

木洩れ日や藤の散り敷く切戸口。 木洩れ日や藤の散りゆく山上湖 白藤に手触れて幹の音を聴く。 滴りに触れつ深山の響き聴く 滴りに触るや孤山の響き聴く 青蔦を引くや虚空の音を聴く 青蔦を引くや深山の響き聴く 青蔦を引けば深山の響あり 青蔦を引けば太虚…

春の虹

立山の影を毀ちて植田かな 。 立山の影毀ちたる植田かな 。立山に雲被きたる植田かな

荷風忌や墨堤に竹みづきつつ 坂の上の出窓光りぬ花ミモザ ポケットの硬貨触れ合ふ五月来ぬ 葉隠れの男体山女峰山ボート干す 葉隠れの日光連山ボート干す

青き踏む

踏青の吾子は小さき子を撫づる

子の脱ぎし帽子を攫ふ風光る 窓に置く帽子に風の光りけり 窓に置く帽子動くや南風 窓に置く帽子攫ひぬ青嵐 春一番吾子の帽子を攫ひゆく 春一番吾子の帽子を攫ひけり 。

春の霰

ひと雨のあとの囀り磨崖仏 ひと雨のあとの地靄や百千鳥

朧月

葭焼

大平 清水寺

水仙 海坂の日の水洗にあつまりぬ 地平より鐘わたり来ぬ水仙花 水仙に真日の高照る久女の忌 葛城に真日の高照る青畝の忌 水仙の野州曇りになだれけり 水仙のなだるる丘やとの曇り 水仙や野に幾筋の煙立つ をちこちに煙立つ野や水仙花 さきがけの蝋梅に日のあ…

那須

競売の札入るる音冴へ返る 凍雲や競売の札入るる音 凍雲や競売の札落つる音 冬深し競売の札入るる音 冬深し競売の札落つる音 しばれるや競売の札落つる音 悴むや競売の札入るる音 悴むや競売の札落つる音 冬晴や競売の札落つる音 霜晨や競売の札落つる音 競…

地鎮祭

水仙や祝詞とよもす地鎮祭

霰降る那須の篠原実朝忌 那須かけて霰降り敷く実朝忌 篠原に霰降り敷く実朝忌 篠原に霰たばしる実朝忌 篠原に霰昂ぶる実朝忌 篠原に霰至りぬ実朝忌 篠原に霰つのりぬ実朝忌 篠原に霰奔りぬ実朝忌 篠原に霰撥ねつぐ実朝忌

ペンション

笹鳴や麺麭焼く香立つ丸太小屋 寒梅や麺麭焼く香立つ丸太小屋 綿虫や麺麭焼く香立つ丸太小屋 蠟梅や麺麭焼く香立つ丸太小屋 水仙や麺麭焼く香立つ丸太小屋 室咲や麺麭焼く香立つ丸太小屋 万両や麺麭焼く香立つ丸太小屋

子育て愉快だ宇都宮

わたらせゆうすいち

みづうみに筑波嶺碧し時鳥 遠筑波 渡瀬 筑波。

笑い場 下野 プレオープン 開雲寺

みづうみに嶺の雲影啄木鳥こだま みづうみに雲表の嶺啄木鳥こだま みづうみに嶺渡る雲一葉落つ 湿原に嶺の雲影もみづれり 湿原に嶺渡る雲木の実降る 雲影の池塘渡りぬ草紅葉 雲影の池塘渡りぬ吾亦紅 雲影の池塘渡りぬ濃竜胆 雲表の嶺ある池塘啄木鳥こだま

岩下の新生姜ミュージアム

秋澄むや吾子に馬鈴薯煮込む音

閨に子を挟みて燈火親しめり 閨に子を挟むや燈火親しめる 燈火親し閨の夫婦の吾子挟み 閨に吾子挟む夫婦の夜長かな 閨に吾子挟む夫婦や星月夜 吾子挟み眠る夫婦や星月夜閨に吾子挟む夫婦やちちろ虫 閨に吾子挟む夫婦や虫すだく 閨に吾子挟む夫婦やつづれさせ

釣忍 fromagerie l'avedone

吾子預け恋人となる釣忍 た

盆踊り

姉妹手つなぎ歩く芙蓉かな 木犀や手つなぎ歩く姉妹 どの娘誘ふ話や踊り待つ いづれの子誘ふ話や踊り待つ あの娘誘ふつもりや踊り待つ どの娘誘ふ話や盆踊

夕顔の実

ご存じのように、これを剥いてかんぴょうを作ります。 干瓢を干すや野州は風の国

氷水 cafe mario

えごの咲く故国に弁護士を継げり 弁護士を継ぎけりえごの散り敷きて 青柿や弁護士を継ぐわが而立 薔薇剪るや父の六法全書継ぎ 青梅や父の六法全書継ぎ 青胡桃父の六法全書継ぐ 青鬼灯父の六法全書継ぐ 青山椒父の六法全書継ぐ 万巻の法律書継ぐわが而立 父触…

サンカヨウ

添ひ寝より覚めて筍流しかな 添ひ寝より覚めぬ筍流し聴き 添寝して耳に遊ばす緑雨かな 子に添ふや耳に遊ばす五月雨 さみだれを耳に遊ばす添ひ寝かな 春雨を耳に遊ばす添ひ寝かな 春雷を耳に遊ばす添ひ寝かな 初雷を耳に留むる添ひ寝かな 初雷の耳に留まる添…

素麺・わらびもち

冷索麺那須野は水の湧くところ

麦秋

麦の秋乳呑み子しがみつきにけり 麦熟れて背子すこやかや利根曇 弓張月白銀の鈴まろばしぬ

ジャガイモ畑、蛇苺、ヒメジオン、鱈

棟上や春日留むる鉋屑 棟上や春日に游ぐ鉋屑 姫女苑杭打つ鎚の音響く 姫女苑杭打つ鎚の音高し 姫女苑杭打つ鎚の音とよむ 蛇苺杭打つ鎚の音高く 蛇苺杭打つ鎚の音とよむ 蛇苺杭打つ鎚のとよむなり杣人の薪割りしより瑠璃のこえ 慈悲心鳥杣人の薪割りてより 連…