写真

ジャガイモ畑、蛇苺、ヒメジオン、鱈

棟上や春日留むる鉋屑 棟上や春日に游ぐ鉋屑 姫女苑杭打つ鎚の音響く 姫女苑杭打つ鎚の音高し 姫女苑杭打つ鎚の音とよむ 蛇苺杭打つ鎚の音高く 蛇苺杭打つ鎚の音とよむ 蛇苺杭打つ鎚のとよむなり杣人の薪割りしより瑠璃のこえ 慈悲心鳥杣人の薪割りてより 連…

河内晩柑 梨ジュース

線香の紫煙燻らす釣忍 赤ワイン日に燻らせぬ夏舘 夏舘赤ワイン日に燻らせぬ

きざはしに引くや新婦のレースの手

串駒本店

焼鳥を焙る軍手や釣忍 焼鳥を焙る軍手や青簾

植田

シンビジューム

揺籃の吾子のあぎとふ立夏かな 揺籃の吾子のあぎとふ夏は来ぬ 揺籃に吾子のあぎとふ余花曇 揺籃にあぎとふ吾子や余花曇 揺籃に吾子のあぎとふ薔薇の風 揺籃にあぎとふ吾子や薔薇の風

卯の花の系統か?

花街の灯る卯の花腐しかな 閨の灯の消えてより卯の花月夜 逢ひ見てののちの卯の花腐しかな みどりごの泣き止まず卯の花腐し

勿忘草・母子草・サツキ

みどりごの両頬肥えつ母子草 みどりごの両頬肥えつ余花曇 白南風のはたてに仕出す京料理 清風のはたてに仕出す川床料理 緑風のはたてに仕出す川床料理 初めての恋人は母杜鵑花咲く 初めての恋人は母水の春 初めての恋人は母木の芽張る 勿忘草アルプスは雲噴…

軒菖蒲

あかときの群青ゆるぶ軒菖蒲薄闇の宿るひかがみ菖蒲挿す 菖蒲湯やひかり聚むる子のいしき

新緑

好晴やほつえを渡る若葉風 笑まひつつ眠る赤子やみどりの夜 笑まひつつ眠る赤子や夏隣 木若より柞の風の薫りけり しもとより柞の風の薫るなり しもとよりさのかたの風薫りけり*1 しもとよりむろの木の風薫りけり*2 しもとより弓弦葉の風薫りけり しもとより…

伊勢海老

伊勢海老に宿る月さへ濡るるなり 伊勢海老に宿る月まで濡れにけり 薄氷に宿る月まで濡れてをり 薄氷を宿す月より濡れにけり 結氷を宿す月より凍てにけり 月宿る清水に口を漱ぎけり 金魚玉まづ宿す月濡らしけり 金魚売宿す月ごと売り渡す 月宿す金魚を掬ふ夜…

ハンカチの木

夜振の火かぐろき山河照らし過ぐ 夜振の火黒き山肌照らし過ぐ ポプラより絮舞ふ天となりにけり 白日にポプラの絮の舞ひ降り来 てのひらにポプラの絮を包み込む 万物にポプラの絮ぞ舞ひ来る

somewhere closer I can hear the wedding bell

野球部の判決を読む夏期講座眼裏に真日と風船重なりぬ 風船に日のいろ樹々に鳥のこゑ 風船に日のいろ木々に鳥のこゑ

プレミアム新郎

お洒落。日本酒とは思えない。もちろん美味しい。女性にプレゼントして喜ばれる日本酒http://www.tateoka.com/kura/kojima/index.html の小島酒造で限定販売らしい。

栃木

木香薔薇窓に吐息の少女あり

蔵街の高階つなぐ鯉のぼり蔵塀を繋げる五月幟かな紫の風呂敷解く旧端午

桜蕊降る

桜蕊降るみづうみの鏡凪

かなぶん

乳飲み子のベッドに潜む金亀虫 みどりごのベッドに潜む金亀虫 寝台の縁這ふ金亀虫叩く 吾子の手の囲ふかなぶんぶんや仮死

花水木

花束に薔薇の香高く残りけり 伸びをしてみどりご起きぬ花水木

蔦若葉・花楓・河豚・紫雲英・満天星

虚空より一縷の蔦の若葉かな 漆黒の鉄幹駆くる蔦若葉 青楡の幹絡む蔦芽吹くなり 青楡に芯あるごとく蔦若葉 鉄幹に芯通すごと蔦芽吹く 青楡に芯通すごと蔦芽吹く 子の尻に添はすむつきや花楓 両腕を挙げて眠る子楓咲く 春嶺や逆しまに干す涎掛 満天星や真日に…

円成寺 大日如来像 サライ201805

円成寺大日如来春惜む 坐禅組む蹠の窪み春惜む 坐禅組む蹠に窪み地虫出づ智拳印 剥落の印結ぶ御手あたたかし

躑躅・翁草

春風や回転扉推して入り 入れ替はる回転扉風光るケーキ屋の回転扉風光る 推して入る回転扉風光る

紫荊

くぐり入る母校の門や花蘇魴

石楠花

肩の上の吾子も仰ぎぬ初桜沐浴の吾子のあぎとふ花曇 沐浴の吾子のあぎとふ鳥曇 沐浴の吾子のあぎとふ養花天 囀や沐浴の子のあぎとひて

虹二重

雲水の捧げ持つ灯や聖霊会 卵より黄身二つ出づ春の虹 卵割れ二つの黄身や春の虹 鶏卵に二つの黄身や春の虹

ニリンソウ 芦野

抱く吾子の肌まろびたり花曇 子の膚に食ひ込む指や春霰 両腕に春眠の子のやはらかさ 両腕に春眠の子のやはらかし 両腕の春眠の子のやはらかき

諍いの果の握手や花吹雪校門に立つ女子生徒桜満つ 校門に待つ女生徒や桜まじ 校門に立つ女学生桜まじ白椿

五右衛門の凧の野州を睥睨す 五右衛門の凧や野州を睥睨し 五右衛門の顔の凧なり睥睨す 下野を見下ろす凧の関羽顔 みどりごの眠りしあとの桜餅 寝かし付くる子 子の眠るあとの夫婦の桜餅 眠り子のあとの夫婦の豆の飯 子の眠るあとや夫婦の豆の飯 子の眠るあと…

花疲れ

蒼穹の底ひに臥しぬ花疲れ 蒼穹の底ひに睡る花疲れ 蒼穹の底ひに臥する花疲れ 蒼穹の底にころぶす花疲れ

工学部

蒼穹の底に睡れり花莚 蒼穹の底ひに睡る花莚 蒼穹の底ひに睡り花莚 喉鳴の子をあやしをり桃の花 草餅や残り一つに手を伸ばし 草餅に伸ばす指先触れ合ひぬ 子の元に転がす球や桜狩 一斉に大縄跳びぬ桜まじ 一斉に大縄跳べり桜東風 一斉に大縄跳びぬ蝶の昼 佐…