写真

杵築

湯布院

鳰 由布院が正しいのか?

地獄めぐり 2

地獄めぐり

峽の湯に煙たなびく寒牡丹

花園神社 酉の市

母探す子の手を握る一の酉 掲げ持つ熊手の上の夜空かな 向かひ来る熊手の上の夜空かな すれ違ふ熊手の上の夜空かな丈よりも大き熊手を掲ぐる子

水底の玉さへさやに見つべくも照る月夜かも夜の更けゆけば 詠み人知らず(巻7・1082) 水底の玉照る二十三夜月 瀬を早みゐで越す波の音さやか 水霧らふ沖つ小島に風をいたみ舟寄せかねつ心は思へど 詠み人知らず(巻7/1401)

魚沼・十日市

落石の遠き残響山枯るる 豺狼を祭る、狼の祭、豺の祭 落石に立つ豺の祭かな 影を踏むごと狼の祭かな 月影に立つ狼の祭かな 月影を踏む豺の祭かな 月を踏むごと狼の祭かな 月を衝くごと狼の祭かな 月躙るごと狼の祭して 風を踏むごと狼の祭かな 断崖に立つ狼…

ハロウィン

りんどう湖

そぞろ寒眠る子の顔我に似つ連嶺の朝靄隠れ蘆を刈る水底に波打つひかり鰍突く 水底に波打つひかり下り簗 ひつじ田や光あつむるにはたづみ みづうみの遠き帰燕となりにけり 水底に波打つひかり簗を打つ 水底に波打つひかり岩魚焼く 見えぬ目の子犬の乳ぜる花…

夜顔

衣手の夜霧に濡るる逢瀬かな

ロベルト青虫

草千里  

連山の日を得つつあり花畑 噴煙の夜々太りゆく花野かな 噴煙の夜々太りゆくつづれさせ 噴煙の夜々太りゆく鉦叩 汀女忌の夜の噴煙の聳へ立つ 噴煙の夜を聳へ立つ隆盛忌 噴煙の夜を聳へ立つ芋の露 噴煙の夜を聳へ立つ威銃 噴煙の夜に聳へ立つ隆盛忌 噴煙の夜に…

大観峰

岩洞の闇息づきて滴れり カルデラに連山の影馬肥ゆる カルデラに浮雲の影馬肥ゆる 火の山に浮雲の影馬肥ゆる 鷹鳥を祭りぬ白き雲を獲て 鷹鳥を祭りぬ潮高鳴れば 鷹鳥を祭る海潮高きかな 鷹鳥を祭る海潮高きあり 鷹鳥を祭る海潮高きなり 鷹鳥を祭り海潮高きな…

くじゅう

林泉の陰の碧さよ西行忌 月を得て九重連山鎮もりぬ 月得ると九重連山鎮もりぬ 蛇笏忌の連山月を得たりけり 連山の月に鎮もる蛇笏の忌 蛇笏忌の月得て甲斐の鎮もりぬ 月を獲し九重連山炎立ちけり カルデラの雲を宿しぬ蓼の花 噴煙の湖を分けたる紫苑かな 木漏…

阿蘇

噴煙の雲となりゆく隆盛忌 噴煙の雲となりけり隆盛忌 噴煙の雲となりける野菊かな 噴煙の雲となりけりきりぎりす 火の国の火の山かけて鶴渡る 火の国の火の山かけて夕鶲 噴煙のふたわけざまに秋の虹 雲冠る池塘のひかり馬肥ゆる みづうみの光る高きに登りけり

熊本城

城壁の地震に崩るるそぞろ寒 城壁に楠の木の影水澄めり 城跡に大樹の影や十三夜 蒼白き大樹の影や十三夜 蒼白き大樹の影や風の盆 蒼白き大樹の影よ風の盆 蒼白き大樹の影の踊かな 夕蒼き大樹の影の踊かな 蒼白き大樹の影の踊唄 蒼白き大樹の影や踊唄 蒼白き…

カミキリ虫

花圃(撫子

綱引のひとこゑ空を絞りつつ 綱引の一声空を絞りけり 綱引の一声に空絞りけり 綱引の一息に空絞りけり 綱引の一声空に迫りけり 綱引のひとこゑに空引き寄せつ

盂蘭盆会

送り火を消すや横たふ真の闇 突堤を越ゆる燈籠流しかな 堰堤を越ゆる一燈流燈会 川波に消ゆる燈籠流しかな 長堤を消ゆる燈籠流しかな 海坂を越ゆる灯籠流しかな まなうらの一燈淡き流燈会

葛の花

高館へ風吹き上ぐる葛の花 加藤知世子

白牡丹

白牡丹白日ここにとどまれる 水原春郎

遠花火

ねむりても旅の花火の胸にひらく 大野林火

丸ノ内ホテル

山あげ祭 宵宮

今週のお題「夏休み」

パッションフルーツの花

烏瓜の花みたいなレース状で珍しい。一日花で今日受粉するしかない。

茄子の花?

日光

霧込の杉の天衝く奥の宮 奥宮の天衝く杉や夏の霧 山霧や杉の天衝く奥の宮 夏雲や杉の天衝く奥の宮 夏霧や奥宮の杉天を衝き 奥宮の杉の天衝く夏の霧 夏霧や杉の天衝く奥宮 かんなびの杉の天衝く夏の霧 神奈備の杉の天衝く夏の霧 夏霧や神奈備の杉天を衝き神籬…

トマム

子羊の高鳴く牧や夏の雲母に添ふ子羊鳴きぬ姫小百合 仔羊の鳴き声甘し姫小百合 干草に顔埋めたる仔山羊かな 潮の香の靴揃え置くハンモック 潮の香の靴裏返るハンモック 潮の香の靴の転がるハンモック 草の香の靴の真下にハンモック ハンモック真下に草の香の…

美瑛・富良野

十勝連峰 十勝岳 麦秋や雲払ひ立つ十勝岳 玫瑰や雲払ひ立つトムラウシ山 ポプラ並び立つ馬鈴薯の花明り 馬鈴薯の花の中なるポプラ聳つ 郭公のこゑ遠くなる十勝岳白樺 麦秋の丘畳なはる地平線 麦秋の丘横たへて地平線 麦秋の丘連ねたる地平線

旭山動物園

かんぞうくるみ 狸 このはずく・あおばずく くもざる 鷲 キタキツネ こまい ペンギン 十勝嶺の日暮れて淡し氷下魚釣丹頂はまなす