2018-10-04から1日間の記事一覧

雁坂や雲凍て返る伊公子の忌

北原白秋

春日野の夕日ごもりとなりにけりさむざむと立つ鹿の毛の靄 群の鹿とよみ駈け来る日の暮をひたととどまり冬は幽けさ 鹿のこゑまぢかに聴けば杉の間の一木の⻩葉下明るなり 小牡鹿のひとこゑ激つ白秋忌 小牡鹿の遠つひとこゑ白秋忌

岡本眸ヲ悼む inamorato 抄 65句

邯鄲のひとこゑ勁し眸逝く かりがねのひとこゑ激つ眸逝く かりがねのひとこゑ勁し眸逝く 雁のひとこゑ勁し眸逝く 雁の遠つひとこゑ眸逝く 落雁のひとこゑ激つ春郎の忌 落雁の遠つひとこゑ春郎の忌 落雁のひとこゑ勁し春郎の忌 小牡鹿のひとこゑ激つ春郎の忌 …

柚子匂ふ子の天に掲げればなほ