2017-11-12から1日間の記事一覧

零余子飯

冬萌や産衣にくるむ赤ん坊 雪洞を吹き消すをのこ宝船

角川書店 俳句 2017 11

手いっぱい 抜井諒一 もう草と呼べざる丈の夏野原 滝を見る人の大きな手振りかな 手花火をいたはるやうに屈みたる 団栗の二つで子の手いつぱいに ゲレンデを残して山のよそおへる 体より寒さ抜けゆくとき眠し 風花の止みてどこにも無かりけり 頸動 山本肯三 …