2017-03-18から1日間の記事一覧

無罪 第2稿 春分

胸迫る声の電話や寒昴 枯菊や家族の手より離さるる ゆつくりと始まる話冬雲雀 孤児なりきとふ告白の冷たさよ 令状の印字滲めり多喜二の忌 罪問はれ依頼者自宅売れり冬 頷きて無音の檻や日脚伸ぶ 霾や口閉ざしたる捜査官 少年の泣き崩れけり初桜 囚徒髪短く揃…