埋火*1や女将の廻す黒電話 双六の吉原に一回休み 双六や吉原に身を持ち崩す 冴ゆる夜の甲冑両眼あらざらん 初氷湯畑に来ぬ人を待つ 寒月の彩*2なす大理石の壁 雪吊の一つ小さしや地蔵堂 雪吊の旅館の梁に結ばるる 湯畑に兆す東雲初氷 湯煙に夜明待つなり初昔…
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