2016-06-03から1日間の記事一覧

遍路道 一番から七番

山影の遠く伸びをり遍路道 飛び回る蜂のうなりの札所かな 蟻這ふや金剛杖に日の満ちて 菅笠や白波寄する浦のどか 茶屋に入る白装束や春時雨 堂塔に映せる池の緋鯉かな 巣燕や読経の声の大師堂 暁闇の衣手淡し蓮見舟 繡線菊や日照雨の濡らすたなごころ 前山の…

徳島市内 眉山

皐月波眉山は雲を湛えをり 青葉潮眉山は雲を湛えをり 藍刈女眉山は雲を湛えをり

鳴門

淡路島大渦小渦立ちわたり(立ち止まず、立ちにけり) 大渦の小渦呑み込む淡路島 黒潮と瀬戸の春潮相うてり 黒潮に瀬戸の春潮向かひけり 魚島や北斗の杓の忘れ潮 魚島や星粒揃ふ忘れ潮 海峡に舳を向けて若布刈舟 返照や黒潮に散る鰹舟 櫓を突きて男波越えけ…